【運営スタッフコラム】適切な食事時間と、食べ合わせの悪い食材

アーユルヴェーダでは、日々の食事の時間について細かい決まりがあります。食事は決まった時間に摂り、何でもむやみに食べないように勧めています。食事は、消化を司るアグニ(サンスクリット語で火を意味する)、ジャータラ・アグニ (Jathara Agni)の活動時間に沿って摂ることが理想とされています。

ジャータラ・アグニは日の出から2.5時間後に活動のピークを迎えますが、地理的条件によって変動しますのであくまで目安となります。アーユルヴェーダでは、この時間に朝食を食べることを勧めています。フルーツジュースを飲むのもお勧めです。昼食は一日の中で一番重い食事を摂ります。そして夕食は日没前に摂るようにしましょう、何故なら、ジャータラ・アグニは日没後には活動が弱まるからです。夕食には液体状の食べ物を摂ることが推奨されており、特にミルクが良いとされています。

girl-eating-salad-300x199You are what you eat=食べ物が身体をつくります[Courtesy:healthcareplaza.net]

上記の食事方法は、糖尿病、ぜんそく、コレステロール異常などに効果的です。特に糖尿病、コレステロール異常については、3か月続けることで血糖値とコレステロール値が正常値に戻ったというデータもあるほどです。人体の臓器はそれぞれ違った時間に活動のピークを迎えるため、各臓器の活動にうまく合わせて食事を摂る重要性をアーユルヴェーダでは説いています。例えば、心臓は夜中の1時半から4時の間に活動のピークを迎えます。心臓発作が起こる時間の多くはこの時間帯だと言われています。

もう一つ、とても重要なことがあります。食べ合わせの悪い食材を一緒に食べることは避けましょう。

・ミルクとカード(curd:凝乳、ヨーグルトのようなもの)、またはこれらを含む食べ物

・ミルクとジャガリー(jaggery:インドでよく見られる、ヤシの樹液から作られる精製されていない黒砂糖)

・蜂蜜とギー(ghee:バターを精製したもの)

・玉ねぎとミルク。同時に摂取すると肌トラブルを起こす可能性が高くなります

・ミルクとジャックフルーツ(jackfruit:インド・マライ半島原産の巨大な果物)

・ミルクと酸味のある果物(但し、セイヨウスグリ(indian gooseberry)は可)

他に、アーユルヴェーダでは正しい食べ方についても決まりがあります。食べる姿勢は床に胡坐をかいた状態が正しいとされています。この体制はジャータラ・アグニの活動を活発化し、消化力を助けると言われています。この時に、お皿は床よりも少し高いところに置いて食べるようにしましょう。

sitting-and-eating-300x200床に胡坐を書いて食事を摂ることで、消化力が高まるといわれています[Courtesy:fuccha.in]

朝食、昼食の後は、20分から40分休むようにしましょう。眠気を感じた場合は昼寝をしても構いません。但し、夕食後は少なくとも2時間は休まないようにしましょう。食後には日が落ちていますので、ジャータラ・アグニが睡眠状態となり、消化力が落ちるからです。食後すぐに眠ることは心臓麻痺や高血圧、糖尿病などになる危険があります。

上記の食事方法を守ることで健康な生活を送りましょう!

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