【運営スタッフコラム】アーユルヴェーダの概要

アーユルヴェーダは、包括的な治癒を目指した、古来より存在するインドの医学です。「アーユルヴェーダ」という言葉はサンスクリット語であり、アーユルが「生命」、「ヴェーダ」が科学を意味します。

近代のアロパシー医学の薬が病の症状を鎮圧するために使用されているのに比べ、アーユルヴェーダのそれは病を予防することを目的とし、病にかかっている場合は根本から治療することを目指します。

アーユルヴェーダに関連する最初の書物が書かれたのは5000年前に遡ります。それまでは口頭伝承によってこの医学は幾代にも渡って伝えられきました。チャラカサンヒター(charaka samhita)、アシュタンガフリダヤ(ashtanga hrudaya)、スシュルタサンヒター(sushrutha samhita)はアーユルヴェーダの医学書の中でもとりわけ古い文献です。これらの文献は宇宙の構成要素である、土、水、風、火、空間について説明し、人間は、これらの要素のバランスを保つことが健康で幸せな生活へと導いてくれる、と説いています。

Gurukul-System-of-Ayurveda1アーユルヴェーダ医師が弟子に口頭によって知識を伝授している様子[Courtesy:indianetzone.com]

ただ、各人でプラクリティ(prakriti:体質)が異なりますので、おのずと影響を受けやすい要素は変わってきます。プラクリティの違いは3種類のドーシャで現されています。

ヴァータ:風と空間

ピッタ:火

カパ:土と水

Doshas1ドーシャを知ることは身体を知ること[Courtesy:superfoods-for-superhealth.com]

ドーシャは体型のみならず、消化力や好みの食べ物など、体質や好み、また考え方までも現すと言われています。例えば、カパ体質の人はたくましい体型であることが多く、消化は遅く、記憶力が良く、情緒が安定しているなどの特徴が見られます。多くの人は、複数のドーシャを併せて持っています。例えば、ピッタが優勢なピッタ+カパ体質、といった具合です。自分の体質を知ることは、バランスを保った生活を送る上で重要であると言えるでしょう。是非一度ドーシャ診断を行い、自分のドーシャを見つけてみて下さい。

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