【運営スタッフコラム】アーユルヴェーダ医師へのインタビュー② ~アーユルヴェーダは生活に寄り添うもの~

アーユルヴェーダ医師へのインタビュー①~アーユルヴェーダの始まり~

Q3:アーユルヴェーダを学ぶきっかけを教えて下さい。

A3:私の家族には、アーユルヴェーダの医師が何人かいました。彼らが様々な方法でハーブから薬を作る場面を目にしていましたから、私がアーユルヴェーダに興味を持ったのは極自然なことだったと言えます。彼ら同様、私もアーユルヴェーダの薬作りに慣れ親しみ、その流れでアーユルヴェーダについて勉強することとなりますが、家族はこれを多いに喜んでくれました。アーユルヴェーダの知識があることにより、患者さんのみならず、身近な家族や友人の病気や不調が快方に向かう一助となれることにやり甲斐を感じています。

Q4:アーユルヴェーダの特徴を教えて下さい。

A4:アーユルヴェーダは病気の治療のみならず、健康な生活を送るための教えですので、アーユルヴェーダを実践することによって病から身体を守ることが出来ます。アーユルヴェーダでは、「治療よりも予防」を理念に掲げています。誰でも病にはかかりたくないと思いますので、非常に理にかなった医学であると言えます。また特筆すべきは、アーユルヴェーダの薬にはは副作用がないということです。これは100%オーガニックな成分から出来ているからこその特徴であると言えます。

アーユルヴェーダは特別なものではなく、私達の日常生活に寄り添っているものです。例えば、アーユルヴェーダは食事の内容や時間についても細かく定義があります。ディナチャリヤ(Dinacharya)というアーユルヴェーダの文献には、毎日の健康法について細かく記述がなされています。季節、月、日にどのような食べ物と飲み物を摂取するのが良いのか、年齢ごとに細かく分類がされています。その他に散歩、排泄、マッサージ、エクササイズ、お風呂、瞑想、食事、勉学、仕、休息、睡眠などあらゆる行為の正しい行い方と行うべき時間について、季節ごとに決められています。例を取りますと、理想の起床時間は3:30から5:30とされています。この時間はブラフマムフルタ(Brahmamuhurta)と呼ばれ、瞑想を行うのに最も良い時間帯と言われています。また、睡眠に適した時間帯は食後1時間、食事を消化してから寝るように推奨されています。

薬の作り方はスローカ(Slokas)に記録がされており、成分の種類と量、加えるタイミングなどが事細かく説明されています。薬の効能、服用するタイミングについても書かれています。

アーユルヴェーダの薬作りは医師と、医師のアシスタントであるセヴァク(Sevaks)の共同作業によって作られます。セヴァクは医師の管理の元、薬の製造において一番骨の折れる、切る、混ぜる、粉状にするなどの作業を行います。薬の成分と量、混ぜるタイミングなどは全て医師が決定します。

modern-sevaks-300x208現代では機械の力を借りて薬作りを行っています[Courtesy:yemkaygasagencies.com]

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