インドでお酒の販売が規制されました。交通事故を減らせるか!?

『インド全土で幹線主要道路500メートル以内でのお酒の販売が禁止に。』

 こんにちは、Haana事業部のメグミです。

インドでは交通マナーの悪さ、渋滞、交通事故、排気ガスなど交通事情に関する問題が山積みです。
インドを訪れた人は、歩行者と牛や動物と車がごちゃまぜになったシーンを
インドらしさと思われるかもしれませんが、インドに暮らしている日本人は、大変な思いをしているはず。そういう私もその一人です。
歩道もなければ、信号もない交差点はいつも大変なことに・・・。
その1つの対策としてインド最高裁は、飲酒運転によって発生する交通事故を減らすため、
「2017年4月1日より、国道と州道の500メートル以内での酒の販売や提供を
インド全土で禁止する」ことを決定しました。
インドでは交通事故での死亡者の数が年間15万人以上と言われています。日本の2016年の交通事故死者が67年ぶりに4千人を割って3904人だったと言うから、単純計算で約38倍。インドの人口が日本の10倍いるとしてもその多さが分かります。
特に今回、問題にしているのは飲酒運転による交通事故。というわけで、運転手の目に入りやすいところに酒屋を置かない、レストランで酒を提供しない!という先程のような思い切った政策、制度が施行されたわけですが、一般の酒屋さんだけでなく、大きな幹線道路沿いにあるレストランもホテルも、バーも営業が禁止されたのです。
ケララの酒屋さん。ここだけは長い行列が出来ているので、酒屋さんだとすぐに分かります。
私の暮らすトリバンドラムにある国道沿いのあるインド料理レストランもそこでビールやお酒を提供していたので、突然閉店していました。
大都市のインド人だけでなく、外国人を相手にするホテルやレストランは大打撃だと思います。
「日本みたいに警察が飲酒運転を厳しく取り締まればいいんじゃないの?罰金を高くするとか。」と言いたくなります。私もそう思いました。
でも、インドの警察は残念ながら汚職まみれです。ちょっとお金をつめばすぐに見逃してくれる。小遣い稼ぎで、権力や力技を使うことも当たり前。
これでは解決にならないと政府、裁判所が思ったのでしょうか・・・・?
左手の方向指示よりもヘルメット・・・。
一応、取り締まっているように見えるときもありますが・・・。
そう言われたら、こんな一見荒業みたいな制度施行も仕方ないのかなと思ってしまいます。
確かにバイクに乗る時ヘルメットもかぶらない、1台のバイクに家族全員乗ってしまう、逆走もカーブでの追い越しも気にしない、車間距離がめちゃくちゃ狭いインド人に、ルールを守れって言う方が難しそう。それなら、原因のもとになるお酒を売る場所を無くせばいい!
昨年の突然の高額紙幣の廃止と言い、今回の規制と言い・・・
なんというか・・・インド人の考え方を理解するためには、ちょっと為になるネタかもしれません。
何より、交通事故が減ってくれれば、少しは私も安心・安全に暮らせるので、お酒の飲めない私には、嬉しいニュースなのでした。

コメントは受け付けていません。


HAANAでは、インドでアーユルヴェーダを学びたい、体験したいといった方や、ケララ州のことが知りたい、観光してみたいといった方のためにアーユルヴェーダのことはもちろん、ケララ州の魅力をたくさん伝えていきたいと思います。
よろしくお願いします。